ワセリンカット前に、
洗濯機で予備洗い 2017-04-29
軟膏の面積が広い・洗う点数が多い等で前処理が困難な時に洗濯機での予備洗いをお試しください。ワセリンカットの節約にもなります。
➊洗濯機での予備洗い(お湯20㍑の場合)
粉石けん60g(落ち具合で増減)
又はワセリンカットPやプラス
お湯を入れる(ぬるい時は追湯)
洗い10分
すすぎなし(時間短縮のため)
※写真のように表面の軟膏が取れたら、ワセリンカットで繊維の中の軟膏を取ります。
※撮影のため軟膏を赤く着色しています。
➋ワセリンカットで洗い
付属のマニュアルをご覧ください。
➌洗濯機で洗い
粉石けんを泡が立つ量を入れます。
又はワセリンカットプラス
洗い10分
すすぎ2回
脱水
乾燥(軟膏が残っている時は自然乾燥で)
注意事項
洗濯機では水量と衣類点数は標準で洗います。
お湯で洗うと良く落ちます。
助剤併用で洗浄力がアップします。
ドラム式洗濯機は泡立ちが多いとがエラーになる場合があります。
柔軟剤は使用しないのをおすすめします。
肌着は陰干しがおすすめです。
陰干しで臭いが出るのは衣類に汚れが残っています。
数年前からワセリンカットのお問い合わせで、
2002年当時と大きな変化は、全身に塗っている方や、
大人の肌着を奇麗にしたいと言う問い合わせです。
軟膏を落とす面積と、軟膏の量が大幅に多い方の相談です。
そのため、ワセリンカットだけで落とすのは、
洗剤のコストアップになるため
保温効果のあるボクスを使って頂くことで
対処してきました。
最近の問い合わせは、落ちにくいと言うのが増えています。それは、ヒルドイド、プロペト又は混合を使っている方です。ヒルドイド、プロペトは、白色ワセリンに比べて、さらに落ちにくいものです。
そのため、ワセリンカット単体では対応が難しい状況になっています。
落ちにくい・面積が広い軟膏対策のポイント
参考
白色ワセリン>プロペト>サンホワイトの順で純度が高くなっています。
純度が高いほど、衣類に付くと落ちにくい傾向があります。
薬剤の有効成分が多いほど落ちにくいと言った傾向もあります。
ステロイドも各種あります。
ワセリンカットでご使用の軟膏が落ちにくい場合はご相談下さい。