ワセリンカットPの使い方
➊前処理での使い方(亜鉛華軟膏や、プロペトやヒルドイドなどに)
・軟膏にワセリンカットPをかけ、10分後ワセリンカットでつけ込み
※軟膏全体が十分に濡れる量を使用してください。
➋手洗いでの使い方(軟膏付着の面積が少ない場合に)
・洗面器に衣類を入れて軟膏にワセリンカットPを十分かけて、
10分後に軟膏をモミ出しして60度の湯をかけて温度が下がったら
十分にすすぎます。点数が多い時は洗濯機でお湯で濯いでください。
➌助剤での使い方(前処理と併用で洗浄力がさらにアップします)
・ワセリンカットとワセリンカットPを同量で洗浄液を作ります。
※亜鉛華軟膏や、プロペトやヒルドイドの混合などは
ワセリンカットGと一緒にお使いください。
※マニュアルの「助剤の使い方」を参考にご使用ください。
テスト布の2番と3番に白色ワセリンを
生地の裏まで十分に染み込むように
指で刷り込みしました。
特殊ランプで軟膏が染み込んだ2番と3番が濃く
ハッキリと見えます
テスト布をトレーに入れて、
軟膏をワセリンカットPで十分に濡らします。
10分後に3番だけスプーンでこすります。
軟膏は粘りが消えて繊維の奥から軟膏を
表に出すことができます。
3番の軟膏がかなり薄くなります。
ワセリンカットPと白色ワセリンが混ざると、
半透明の軟膏は白く粘りのない状態になります。
3番をこの後にお湯でモミ洗いをすると
かなり軟膏が薄くなります。
2番はワセリンカットPを縫っただけで
モミ洗いしました。
マジックで書いた丸の線も薄くなっています。
さらにワセリンカットのつけ込みで
ほぼ100%の軟膏が除去出来ます。