サラダオイルストーブの試作&テスト
2010年から各種の試作とテストを繰り返しています。その一例です。
サラダオイルストーブの原型-1
2010年4月1日撮影のサラストの原型は芯が直線でした。
お湯を沸かすには十分の火力でも炊飯には
パワー不足で3本ラインの試作になった。
開発当時からタンクの温度は60度前後を目指していました。
サラダオイルストーブの原型-2
芯を3本ラインに増やし3合の炊飯が可能になる。
などの問題で現在の丸型リングを考案しまた。
リング形状の試作とテスト
サラストのリング形状は各種試作テストの結果、
などの条件で現在のリングが使用されています。
サラストリングの初期型
発売開始時の初期のサラストのリングで、
その後、改良されています。
写真は2010年に初めて発売したサラスト組立てキットで、
タンクは缶詰の空き缶を使います。
元々、サラストリングは非常時に手に入り易い
缶詰めサイズに合わせて設計されていました、
芯のテスト
サラストは芯によって使いやすさや燃焼効率が変わります。
それで各種の芯で燃焼テストをしています。
芯は汎用品の8mmを使用しています。
2017年からはサラストオリジナルになりました。
写真はドイツでテストで使用の芯。
日本でも燃焼テストしました。
芯の先細の改良
サラストのカット芯は先端を細くしています。
非常時に素早く交換しやすいように原点復帰しました。
廃油の吸い上げテスト
サラストは食用廃油も使える設計ですが、
廃油の状態では良く燃えないことがあります。
その主な理由は芯が油を吸い上げ出来ない悪い場合です。
そのため色々な廃油で吸い上げのテストをしています。
タンクの油の温度測定
サラストは、タンクの油の温度を60度±20度設定です。
使い始めの油の温度は周辺の温度に近くなりますが、
しばらく燃焼すると油温が上がります。
石油ストーブで暖房テスト
古い石油ストーブの中にサラダストーブLを入れています。
サラダストーブの暖房研究用に、
2011年からテストに使ったものです。
メキシコのチムニーで暖房テスト
チムニーの独特な形から適したサラストの形状や、
炎の揺れを抑えたり消火の方法を長期テストしています。
サラストMとミニ七輪でコンロのテスト
サラダストーブ料理の研究
サラダストーブLを2台使用して色々な料理を作りました。
ダブルバーナーで料理の研究
ダブルバーナー1号
設置スペースの関係でレンガの五徳に変更した。
ダブルバーナー2号
ダブルバーナー3号のスタンド一体の試作
ダブルバーナーはレンガを五徳にしていましたが、
移動が困難と言う事から非常時に使う原点から、
五徳を一体にしたダブルバーナーを試作テストを。
ダブルバーナー4号のスタンド一体
タンクサイズを一回り小さくして市販の金網が
使えるように改良したもの。
サラスト3台使用のテスト
サラストMを3台使用して発電のテストや給湯の実験、
この実験から一体型のスリーバーナーを製作。
サラストMを3台使用しての屋外テスト。
スリーバーナーサラダストーブ
タンクの中にサラストリングを3台入れました。
スリーバーナーの発電テスト
7Wの発電鍋は、シングルのサラダストーブで使えるように改造しています。スリーバーナーで20Wの発電鍋にも対応。
たき火台でテスト
燃料のサラダ油を使い切ったあとの対策です。
市販のたき火台でのサラストが実用になるかの実験です。
たき火以外にアルコールバーナ、固形燃料も使えます。
写真はサラストPですが、S、M、Lともテストしています。
2017-1-1現在